メンバー5人が出場!ロゲイニング世界選手権2010 in N.Z. レポート

レース中の伊藤、芝田チーム、男女混合47位(総合162位/251チーム)

後半牧場の中を歩く村越、田島チーム 男女混合13位(総合52位/251チーム)

ゴール直後の柳下、山田チーム 男子14位(総合20位/251チーム

スタート前の小泉、岡部(ときわ走林会)チーム 男子81位(総合133位/251チーム)

2年に1度のロゲイニング世界選手権が、ニュージーランドの南島クライストチャーチ郊外、約200km北にある小さな町、Cheviotで開催された。一部の優先チーム(過去の世界選手権、地域別選手権の上位チーム)とIRF加盟国優先枠を除いてほとんどの枠は先着申し込み順というのは、世界選手権という冠の大会にしては珍しいスタイルかもしれない。世界22カ国から約500名、全251チーム、日本からは16人、7チームが参加した。

 

11/20(土)正午、スタート、11/21(日)正午制限時間という24時間競技のロゲイニング。範囲はおおよそ東西14km、南北16kmにも及ぶ。毎回開催時期は満月に近い日が設定されるのだが(夜明るいため)、今回はあいにくの天気で雨、曇りがち、夜は気温が下がり苦労したチームが多かったようだ。

 

大会web;http://wrc2010.org.nz/index.html

リザルト;http://wrc2010.org.nz/results.htm

 

総合優勝は地元ニュージーランドのの男子チームで、他を寄せ付けない圧倒的な強さ、点数で優勝を飾った。

Chirs ForneはオリエンテーリングでもN.Z代表選手であり、2009年のオリエンテーリング世界選手権ではスプリント、ロングディスタンすで17位、今年ノルウェーではミドルで21位の成績を残している。2005年愛知県で行われた世界選手権にも出場している。男子準優勝の南アフリカのチームもオリエンテーリング世界選手権代表選手。女子クラス準優勝チームの1人もオーストラリアの代表選手でエース。TEAM阿闍梨メンバー4人もそうだが、現役の代表選手と往年の選手も多数参加していた。

 

メンバー、日本出場チームのリザルトは以下の通り。

 

C. Phone/M.agenerN.Z. 男子一般 優勝(総合優勝) 4365点/23h53m14s

柳下・山田 男子一般 14位(総合20位) 2920点/23:44:04

田島・村越 混合一般 13位(総合52位) 2420点/23:50:03

中野・荒川 男子ベテラン 27位(総合104位) 1935点/23:38:25

岡部・小泉 男子一般 81位(総合133位) 1790点/23:53:26

伊藤・芝田 混合一般 47位(総合162位) 1535点/23:26:23

岡部・田中 混合一般 65位(総合208位)1115点/20:32:35

藤原・金沢・松尾 一般 37位(総合236位) 730点/23:28:52

全251チーム

 

村越・田島チームのルート図(上位3チームの回り方含む)

<作成中>

 

メンバーのレポートはこちらから。

村越その1

伊藤

柳下その1

柳下その2

小泉

田島その1

田島その2

 

以下、全体的な写真レポートを田島から。

Cheviotは人口200人の小さな町。100m四方が町の中心で、それを過ぎると牧場の丘が広がる。

街のみ国道1号線50km/h規制、それを過ぎるといきなり100km/hである。

ロゲイニング世界選手権の会場は、Cheviot Schoolが会場となった。

学校の施設を使って、レジストレーション、体育館は夕食・HHを兼ねた。テニスコートには参加国22の旗が並ぶ。

校庭はキャンプエリア。臨時トイレと水が用意された。シャワーはない。夜中到着した芝田、伊藤はテント・ツェルト泊、村越・田島は会場の道路をはさんで反対側にあるホテルに宿泊、柳下・山田はレース当日にオーガーナイザーが手配したバスに乗り込んでやってきた。

レジストレーション(受付)の様子。各チームごとチェックインし、必要なものを受け取る。

また夕食を申し込んだ人は”kiwi dinner”ということで、ラム、ビーフを始めとしたウェスタンスタイルの食事を取ることができる。