2015.8.9(sun) 岩岳ロゲイニング2015


イベントは無事終了しました。多くのご参加、地元白馬岩岳のみなさまをはじめとしたサポートありがとうございました。順次、写真、動画等掲載していきますので、お楽しみにどうぞ。

イベントを終えて     TEAM阿闍梨 リーダー 村越真

2008年頃から本格的に行われるようになったロゲイニングがブームで、今ではシーズンでは毎週のようにイベントが開かれるようになった。その多くは街でのフォトロゲイニングである。もちろん、街ロゲを否定する気はない。自分でもイベントを開催しているし、街ならでは、写真ならではの魅力がある。


しかし、本来のロゲイニングはその語源(Rugged Outdoor Group Activity Involving Navigation and Endurance)からも分かるように、自然の中で行われる耐久競技だ。環境や運営能力の制約で語源通りのロゲイニングが少ないのは寂しいことである。 私たちTEAM阿闍梨は自然の中でのナヴィゲーションのエキスパート集団、本格的なロゲイニングを提供したい。そんな思いが今回の開催の一つの通奏となっている。それを白馬岩岳の方々が受け止めてくれて、今回の大会が実現した。今度は、6時間!?白馬だけにスノーゲイン(雪中でのスノー シューを使ったロゲイニング)はどうだろう?MTBは?


登山の世界では確固たる地位を築いている北アルプス白馬地域で、山麓でもたっぷり遊べるんですよ!そんな可能性を今後も呈示していきたいと思います。

今後ともよろしくお願いします。


コースディレクター     小泉成行

お盆を過ぎ、少し秋の気配を感じられるようになりました。そうなると岩岳ロゲイニング開催日のような真夏の暑さが名残惜しくなったりもするので不思議なものです。みなさん、岩岳ロゲイニングにご参加ありがとうございました。


過去数年開催されてきた岩岳ロゲイニングは白馬の雄大な景色を見られること、そして短い時間ながら道を外れて森の中にも入れる日本では貴重なロゲイニングチャンスの1つとしてファンが多く、今年の開催が決まるまでの間に多くの方から個人的な問い合わせも多くいただいていました。


ということで、今回のコースも岩岳とロゲイニングの両方の魅力を堪能できるようなコースを組んでみました。基本的なポイント配置は8の字です。会場付近の南部、きこり道と呼ばれる発達した作業道のあるエリアや山頂付近を含む中央部、今回新たに追加した朴の木平のトレイル沿いの北部の3つのエリアをそれぞれのチームの体力、技術でどのように取り掛かるかがまず重要になってきます。

 

エリアを絞って攻めることにしたチームはそのエリアの中のポイントを取りこぼしては上位を望めません。特に道を外れなくてはいけないポイントへどこからアタックすれば確実か、何を確認しながら進めば見逃さないか、ナビゲーションスキルが問われます。30、31、32、39、44、46、50、などがそうでしょうか。これらのポイントもまだまだ高難度というほどのものではありません。秋の各種ナビゲーションレースに参加する予定でありながら、これらのポイントで手こずったチームはもう少しスキルのブラッシュアップが必要かもしれません。

 

広く攻めることにしたチームはロゲイニングとしての戦略が問われます。その場合、中央に配置された93をどう取りに行くかがまさにネックになってくるでしょう。まわりのポイントに比べるとまったく難しくない場所にあるこの93を「8の字」の中心に回れれば効率はよさそうですが、傾斜のきつい山、それでは途中で時間オーバー、取りこぼしが増えてしまいます。どこを短絡するのが効率がよいのか、あるいは93へピストンしたほうがよいのか、はたまた取りにいかないという判断が正しいのか、悩んでいただけたならばコースディレクター冥利に尽きます。


しかもこの93、森やスキー場の中をまっすぐ進めればまだしも、道を使っていくとなると曲がりくねった道を辿ることになり距離がかさむのがやっかいなところ。しかしロゲイニングの地図ではまっすぐ行けるのか、行けないのかの判断はスタート前にはできません。行ってみて最終的な判断をし、そしてそこでの判断によってはその後の行動計画をすべて変更する必要も出てきます。


しかしこういった判断はロゲイニングに限らず、アウトドア活動のあらゆる場面に出て来るものでもあります。待ち受けるリスクを読み取れるか、そのリスクに直面したときに適切な対応を取れるか。アウトドアにおける行動指針をナビゲーションゲームを通じて多くの人に身に付けていただきたいというのが私たちの願いです。


男子ソロ優勝の柳下のルート(クリックすると大きくなります)

写真を掲載しました

前日準備~テント泊~OMMナビ講習~スタート競技中~当日表彰式

http://www.teamajari.com/photo/20150809


空撮:スタートからフィニッシュまでドローンを使って      

スタートからフィニッシュまで(長野県オリエンテーリング協会木村さんより)

家族・混合優勝チーム、ソロ男子優勝(総合優勝)柳下の競技中の動き



忘れ物

以下の忘れ物がありました。着払いにてお送りしますのでお心あたりのある方はinfo@o-support.net宛に

忘れ物の色、送付先ご住所、お名前、電話番号をお知らせください。(保管期間1ヶ月)

 

・小銭入れ(メーカー不明)

・帽子(モンベル)



リザルト

ダウンロード
2015.8.9 岩岳ロゲイニング2015 リザルト
result.pdf
PDFファイル 64.7 KB

速報リザルトとして下記URLにも掲載中です(Lap Center)。各区間のラップタイムがわかります。

http://mulka2.com/lapcenter/index.jsp?event=2978&file=1


お知らせ

2015.8.18 コースディレクター小泉のあいさいつを掲載しました New!!

2015.8.18 男子ソロ優勝の柳下のルートを掲載しました New!!

2015.8.13 空撮映像を掲載しました 

2015.8.11 忘れ物、写真を掲載しました 

2015.8.10 競技中の動画を掲載しました 

2015.8.9 リザルトを掲載しました 

2015.8.3 エントリーリストを掲載しました

2015.8.1 エントリー終了しました。たくさんのお申込みありがとうございました

2015.7.29 イベントプログラムを掲載しました

競技の重要な情報が明記されています。必ず熟読の上お越しください

2015.7.17 ショップ出店のお知らせ

大会会場には地元スポーツショップ、白馬ヤマトヤの出張店舗が開設されます。ご利用ください。

 2015.7.14 前日宿泊をご検討のかたへ

会場周辺には切久保、新田などの旅館街があります。宿泊をご希望の場合は下記宛にお問合ください。 白馬観光開発株式会社 白馬山麓ツアーズ TEL:0261-72-6900 www.nsd-hakuba.jp

ロゲイニング参加の旨をいえば会場そばの宿を紹介してくださいます。

2015.6.22 コースディレクター小泉の下見レポート 

2015.6.18 コースディレクターの小泉、下見をしてきました。

今日の白馬の様子です。以下、コメント:”今年も岩岳を走れて嬉しいです。コースはこれまた楽しくなりそうです。 開催日は山頂のユリが満開の時期とのことでした。レース日も岩岳営業中のため、レース中に山頂カフェで一休みしたり、レース後に白馬豚串の売店や温泉も利用できます!

2015.6.16 柳下は選手として参戦。ロゲイニングの帝王と呼ばれる柳下に挑戦を!

2015.6.11 サイト&エントリーオープン


雄大な北アルプスを眺めながら駆けめぐろう

ファミリーからアスリートまでたっぷり楽しめる3時間のナビゲーション。長野県白馬村岩岳のフィールドでロゲイニングを開催します。

イベントプログラム・エントリーリスト

ダウンロード
プログラム(PDF)
iwatakeprogram20150727.pdf
PDFファイル 1.6 MB
ダウンロード
プログラム(ワード)
ikatakeprogram20150727.docx
Microsoft Word 700.3 KB
ダウンロード
8/3エントリーリスト
entrylist20150803.pdf
PDFファイル 258.9 KB


国内で数少ない森でのナビゲーションを満喫、計測はSIチップ

街中で写真撮影をするレクレーション的なロゲイニングが多い中、本イベントは本来のロゲイニング同様に競技用のフラッグを使い、白馬岩岳の大自然あふれる森の中を縦横無尽に駆け回るナビゲーションたっぷりのコースを提供します。みなさんにとってチャレンジングでエキサイティングな時間となるでしょう。

ファミリーでのご参加は北アルプスの山々を眺め自然に接する、アトラクションたっぷりのよい夏休みになりそうです。

 

計測は電子カードシステム(SI)を使いスムーズにレースに集中。競技後、各チェックポイントのラップタイム等比較できます。

コースディレクターは小泉

トップオリエンテーリング選手としての活躍はもちろん、朝霧、伊豆大島といった各地のロゲイニングのコースディレクターとして評価の高い小泉が岩岳でもコースディレクターを務めます。白馬岩岳のフィールドでどのようなチェックポイントを置くのでしょうか?

 

他運営メンバーは福西、田島、そして久しぶりにリーダー村越まで登場。長野県オリエンテーリング協会にサポートしていただきイベントを盛り上げます。

なお小泉は今年のOMM JAPAN RACEでもコースディレクターを務めています。

OMM公式ナビゲーション講習会が共催 講習+ロゲイニング+前日キャンプで本番のリハーサルを!

自らテントや食料といった必要・必須装備を背負いキャンプをしながら2日間のナビゲーションレースを行うイギリス発祥のOMM(Original Mountain Marathon)。今年日本で2回目の開催となるOMM JAPAN RACEではTEAM阿闍梨メンバーが運営に携わっています。小泉はコースディレクター、リーダー村越は安全&リスク管理パート、そして田島はテクニカルディレクター(競技責任者)を担当しています。

 

フィールドである群馬県嬬恋村は白馬岩岳と同様のスキー場エリアが含まれます。計測も本イベント同様のSIチップを使用(本戦と同じ計測スタッフがやってきます)、そしてコースディレクターも小泉。さらに講習会参加者は前日指定地にてテント泊が可能です。本番さながらのよいリハーサルになるのではないでしょうか。

OMM公式ナビゲーション講習会のお申し込みはこちらから(本イベントと別の窓口になります)。

http://theomm.jp/?page_id=2968 ->6.29 定員に達したとのことです


2014年イベント、スタート前の様子
2014年イベント、スタート前の様子

【開催日】2015年8月9日(日) 雨天決行、荒天中止

【会場】 白馬岩岳スノーフィールドホワイトプラザ前

    (長野県北安曇郡白馬村北城12056)

【主催】TEAM阿闍梨

【共催】OMM JAPAN公式ナビゲーション講習会

    チャレンジ!ナビゲーション2015

【協力】白馬観光開発株式会社長野県オリエンテーリング協会

    オリエンテーリングクラブサン・スーシO-Support

 

【競技内容】

・      地図上に描かれた円の中心に置かれたチェックポイント(CP)を3時間以内にできるだけ多く回ります。CPにはそれぞれ得点がついており、その合計得点を競います。

・      CPの得点は難易度によって異なりますのでそれぞれのナビゲーションレベルや体力に応じてどうやって回るかの作戦がカギを握ります。

・      制限時間をオーバーすると1分ごとに減点されてしまいます。

・      2~5名のチーム参加が基本ですが18歳以上の方はソロ(個人)で参加することもできます。

・      競技は徒歩移動のみで行います。ただし家族チームはゴンドラを利用することもできます。(乗車運賃は別途お支払いください)

・      CP通過やゴール時刻の計測はSPORTident社の電子計時システム(SIカード)を使用します。SIカードは当日配布し、競技終了時に回収します。(個人所有のSIカードは利用できません)

・      上位チームには賞品を用意しています。

・      同日、同会場にてOMM JAPAN公式ナビゲーション講習会が開催されています。地図読み講習とロゲイニングがセットとなっています。お申込み・詳細はこちらから。http://theomm.jp/?page_id=2968

 

【交通案内】

 車 長野IC→約50km 安曇野IC(旧名称豊科IC)→約54km 糸魚川IC→約45km

最寄り駅 JR信濃森上駅より約2km 徒歩30

会場周辺はスキー場エリア
会場周辺はスキー場エリア

【タイムスケジュール(予定)】

10:30 受付開始

11:00 初心者向けルール説明

11:15 地図配付、作戦タイム

11:30 スタート

14:30 制限時間(CP撤収開始)

15:00 表彰式

15:30 終了

 

【カテゴリ】

家族チーム:中学生以下のメンバーを1名以上含んだチーム(家族でなくてもOK)中学生以下のメンバーだけで出場することはできません。

女子チーム:女性2~5名で構成されたチーム

混合チーム:男女2~5名で構成されたチーム

男子チーム:男性2~5名で構成されたチーム

ソロ:18歳以上で1名で参加を希望する方(※ソロは表彰対象外です)

 

【定員】 100名 (同時開催のOMM講習会とは別枠)

 

【持ち物】コンパス、動きやすいウエアとシューズ、雨具、飲料、行動食など

 

【使用地図】

国土地理院発行の地形図をベースにしたオリジナルマップ 縮尺:1:20,000(予定) 等高線間隔10m

 

【コースディレクター】小泉成行

 

【エントリー期間】 2015年7月31日まで 締切前に定員となる場合がございます。ご了承ください。

 

【申込方法】

下記フォーマットからお申込み、お振込みをお願いします。先着申込・支払済のかたから受付けます。

1チームごとのお申し込みをお願いします。参加費は銀行振込でまとめてお支払ください。

 

【参加費】

大人3,500円 大学生:2,500円 中学・高校生:1,500円 小学生:1000円

未就学児:無料

  

【駐車場について】会場前に無料駐車場があります。

 

【お問合せ先】メールアドレス: 小泉 info@o-support.net

 

【その他注意事項】

・      イベントプログラムは開催の約1週間前にウェブサイトに掲載します。競技ルール等重要な事項が記載されます。参加する前に必ずご確認ください。郵送での案内は行いません。ご了承ください。

・      傷害保険には加入しますが、参加者は自分の責任で自己の安全を守ってください。

・      競技エリアはスキー場ですが、ゴミを落とさない、むやみに植生を傷つけないなど、競技中のマナーは一般常識と同じです。住宅地や一般道路も通行します。交通法規を遵守し、民家の敷地に立ち入ったり、騒音になるような大声を出したりしないよう注意してください。一般の来場者や地元の方には積極的に挨拶をしましょう。

・      以下の申込規約を守れない方は参加できません。またそのような行為を行ったチームは失格扱いとします。

 

ーー申込規約ーー

・      競技上のルールや注意事項を順守すること

・      禁止された区域への立入り等、地域の迷惑になる行動をしないこと

・      ゴミや不要となった物は全て自宅まで持ち帰ること

・      万が一トラブルが発生した場合は、速やかに主催者に連絡すること

・      大会中の写真・映像・記事・記録などの肖像権・掲載権は主催者に属します。

・      参加者は自己の責任において体調を管理し、体調が悪くなった場合には主催者に連絡するとともに、すみやかに競技を中止してください。

・      主催者は大会中の傷病や事故などに際し、応急措置を除いて一切の責任を負いません。

・      年齢・性別の虚偽申告、申込者本人以外の出場(不正出場)は認めません。代理出場については事前に手続きをおとりください。

・      未成年者は、保護者の同意を得て参加してください。

・      大会中の紛失・盗難、事故などについての一切の責任を負いませんので、貴重品の管理は参加者個人でお願いいたします。

・      一度お振込いただいた参加費は、いかなる理由でも返金いたしませんので、参加申込みの際はご注意ください

・      天候その他(地震・台風、新型インフルエンザの流行など)の理由により大会を中止することがあります。その場合であっても、参加費の返金はしませんので、あらかじめご了承ください。

・      オリエンテーリングには、怪我・病気につながる事故が発生する危険性が潜んでいます。大会運営者は、安全確保・説明と万が一の際の迅速な事故対応に最大限努めますが、参加者の皆さまも安全管理に一定の責任を負っている旨をご理解いただき、安全な大会催行にご協力ください。また、不慮の事故が発生し、医療機関での治療が必要となった場合は、大会運営者が加盟の傷害保険の範囲内で対応させていただきます。ただし、既往症の発病に関しては、保険の適用はありません。

ーーここまでーー

 

【個人情報の取り扱いについて】

主催者は個人情報の重要性を認識し、個人情報の保護に関する法律及び関連法令等を厳守し、主催者の個人情報保護方針に基づき、個人情報を取り扱います。