いよいよ山耐

明日は第14回日本山岳耐久レース。71.5km、奥多摩の山々をかけめぐる。

TEAM阿闍梨からは6回目の柳下、8回目の松本が出場、そして田島が初出場。

柳下からの意気込みをお届けしよう。

 


いよいよ明日は日本山岳耐久レース(最近はハセツネと略されることが多い)です。今年はどうやら良い天気の中行われそうで、とても楽しみです。

 

さて、僕自身の意気込みはどうなんだというと、今年はタイムや順位というのはあまり考えていません。強いていえば自己ベスト(参照1)は出したいと思っていますが、そう思ってここ2年間達成できていないので、あまり意識しないようにしたいところです。自分はこのコースはもう知り尽くしていて、この区間をこのタイムで走るペースだと全体で何時間になるということもほぼ把握できています。だから、レース中盤まで行けば大体のゴール時間は計算できてしまいます。それは逆にレース中に余計な焦りを生みペースを乱す要因にもなってしまうのですが、今年はそれが実力と受け止めて、淡々と走りきることを念頭におきたいと思います。イメージとしては、自分がいつもやっているトレイルランと同じリズムで走るということですね。

 

このレースには参加者のそれぞれにドラマがあると思います。それはレース前の試走やら準備やらの段階から始まっていて、レースがクライマックスとなるでしょう。それは苦しさやタイムの壁といった、自分との戦いであったり、ライバルの灯りに追いついたり追いつかれたり、人それぞれだと思います。今年は果たしてどんなドラマが展開されるのか?みなさん、夜の奥多摩が待っていますよー。

 

と、いうわけで明日は楽しんできます。


参照1;柳下のベストタイムは9時間28分/11位(2003年)

 

柳下のHP;山羊の山小屋