アドベンチャーレースに参加してきて by 田島

去年の夏からオリエンテーリングを専門としてやってきているメンバーで、TEAM阿闍梨としてアドベンチャーレースやロゲイニングに出場してきたが(北アルプス、あしがら、菅平ロゲイニングなど)、今までのチームの印象と弱点、課題については以下のように思う。

 

・ハートは熱く、頭はクールに

・1分1秒、目の前のことを争うのではなく長時間の流れの中で戦略を立てて確実にレースを進めていくこと

・ここだ!という場所にCPがないとき、どれくらいの時間探すか、どこで見切りをつけるか、どう対処するか。もう少し”いいかげんな範囲”を探せばよかった、、ということが多い。

・CPがなかったときや精神的につらいときにチームとしてどうリカバリーして盛り上げていくか。

・地図のいいかげんさや運営のアバウトさ、内容などに慣れて自分たちも寛容に受け入れ、対処していくこと。

・1人で行うレースしかしていないため、チームでの行動になれていない。チームとして臨むとき何が必要かを考えること

・他のチームを惑わす何か?みんな競技一直線なので全てが素直な行動と発言になりがち?

 

オリエンテーリング競技者はシステマティックな運営と正確な地図が当たり前に用意されている環境で過ごしているし、個人競技で1秒を争うレースをしている。アドベンチャーレースはまったく性質の違う長時間のレースになる。私たちはナビゲーションとフィジカル面については大きなアドバンテージを持っているけれど、他の種目の技術習得はもちろん(MTB、カヤック、クライミング、懸垂下降など)、それ以外での準備がもっと必要なんじゃないかな、と思う。特にメンタルとチームメイキングの部分で。もっと強くなろうとか、国内で優勝しようとか思うならね。

 

本業(オリエンテーリング)とは別に、アドベンチャーレースは肩の力を抜いて楽しくやりつつも、いろいろチャレンジしてワクワクしていきたいなあ。

 

というわけで10月最初に行われる里山アドベンチャーレースに阿闍梨はひょっとして2チーム参加するかも。

懸垂下降、ラフティングなど楽しみながらもきっちり練習できたらいいなー、なんて思っています。