奥武蔵マウンテンオリエンテーリング2024(OMO2024)を終えて、リーダー村越より

奥武蔵マウンテンオリエンテーリングへのご参加ありがとうございました。

 

記録を見ますと、エリートでは制限時間5時間以内が7人、順位がついた一般参加の方に限れば3人という結果となりました。かくいう私も26秒差で完走を逃しました。コースのハードさには議論はあることと思いますが、オリエンテーリングとは違った、限界まで挑戦する楽しさと達成感を味わうことができたのではないでしょうか。完走できなかったことも、次へのモティベーションのスパイスにしていただければと思います。参加者の皆様の協力で、全員無事帰還し、フィニッシュ閉鎖後も速やかに競技を終了することができました。一人一人が限界に挑戦しつつ節度ある行動をすることが、限界に挑戦する環境を守ります。その意味で、今回のイベントは運営者・参加者の皆様全てが成功の担い手であったと言えるでしょう。運営にお手伝いいただいた方々にもお礼申し上げます。

 

 余談になりますが、今回の競技エリアは鎌倉期から戦国に至る武将にまつわる伝承が豊かに残るエリアです。6→7を含む稜線には、義経が山々の美しさに振り返りながら北に向かった伝説のある顔振峠があります。また、エリートの9~11の谷間や山中には、江戸城の築城者として知られる太田道灌に因む史跡が多く残されています。戦国の世にあって34戦無敗の太田道灌の銅像は越生駅前にも立っています。もし見るのを忘れた!という方は、ぜひまたお越し下さい。

 

イベントサイト:奥武蔵マウンテンオリエンテーリング2024(OMO2024)